昨今の値上げラッシュの影響を受けて私たちの生活は厳しくなる一方です。生活用品や消耗品が値上がりして、光熱費も値上がりしていくのに対して給料は変わらない。
一部の企業では賃上げを行い、人材への投資をしているというニュースが流れてきます。しかし地方の中小企業ではなかなかそういった動きはありません。この厳しいなかで対応をしていくには自分で行動をするしかありません。まずは簡単にできる3つのことから始めるべきです
現状を把握しよう
あなたは月にいくら支出がありますか?月にいくら収入がありますか?いくら貯金・自由に使えますか?
毎月の収入と支出を洗い出し、どのくらいの額が生活費として必要か考えます。必要な支出に対して余裕があるか、収入と支出のバランスを確認しましょう。
発生する費用の種類が多いのは「支出」になるのでそこを具体的にしていきましょう。
- 家賃
あなたの住んでいる家の家賃はいくらになりますか?これは毎月固定で発生する支出です。中には駐車場代や共益費といったものもかかってきます。住んでる地域や部屋の大きさによって家賃は大きく変わってきます。
- 水道光熱費
月に使用した水道・電気・ガスの料金のことです。生活するうえでは必需品となります。金額を下げるためには工夫や時には我慢も必要になってしまいます。我慢をしないためには、日々の工夫をしなければならず、またその効果額もあまり大きくないので手間の割には満足の行った結果は得られないことが多いです。
- 奨学金やローン
社会人になって数年の方であれば、奨学金や車などのローンがあるかと思います。基本的には月に支払う金額はほぼ固定になるのですが、金利について気にする必要があります。お金を借りる時には利息が発生します。それを銀行などでは金利と呼んでいますが、これが低ければ低いほど支払う金額が少なくなります。ローンに関しては「借り換え」といったことができるので今の支払っているローンの金利をほかの銀行などと比較することをお勧めします
- 通信費
主にケータイ料金や光回線などの費用です。生活必需品となったスマホの料金に関しては使用量と金額のバランスが非常に重要です。金額を安くするのであれば、格安simを検討してみてください。都市部などでは楽天モバイルなど通信性能が高く金額も安いものなどもあります(電波状況を楽天のサイトで確認できるので試しに見てみてください)
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今加入している医療保険や自動車保険も月に3000円~と大きな支出になります。保険なので「もしも」があった時に使用するものですが、未加入では何かあった時に不安が残ってしまいます。ただ、加入しているにも関わらず使っていない人もいるでしょう。保険の見直しというワードはよく耳にします。支払っている費用も馬鹿にならないので無駄な支払いにならないように使い方や補償内容の確認・支払い料金に関してよく見てみましょう
- 食費
衣食住は生活で絶対に必要になるものです。外食の費用やスーパーでの買い物・買い食いなど食べ物に関する支払いは毎日のように発生する可能性があります。例えば毎日自販機で缶コーヒーを1本購入していくと「140円×365日=51100円」にもなります。たかが一本でも毎日支払うことで5万円にもなります。これが1日に3本になれば15万円になります。些細な支払いが多い食費ですが、毎日になると金額が大きくなることを知っておきましょう
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ほかにも「サブスク」や「ガソリン代」など洋服の費用など生活するのにも支出は発生します。ガソリン代などは少し前と金額が全然異なるので、家計へのダメージも大きいものです。
支出を見直す
自分が何にいくら払っているのかを明確にしていきましょう。生活していく中で支払いは沢山生じます上記でも書いてあるような費用を金額をまとめていきましょう。月にいくら使っているのかを明確にしていくことが重要になってきます。
収入額ー支出=自由に使えるお金になります。支出が減れば減るほど自由に使える費用が増えていきます。収入を増やすよりも支出を見直すことのほうが圧倒的に楽です。
カフェのコーヒー300円。缶コーヒー120円。インスタントコーヒー数十円程度。どれが家計に一番良いのかは一目瞭然です。また、スマホ代も格安SIMと3大キャリアでは5000円ほど価格に差が生じてきます。料金プランによっても大きく変わるものになりますが基本的には格安SIMのほうがお得につかうことができます(もちろん利用するうえでメリットデメリットはありますので要注意)
現状を把握する際に挙げた項目に対してあなたは月にいくら支払っていますか?またそれらをすぐに把握することはできますか?支払う金額がすぐにわからない方は要注意です。知らず知らずのうちに支払いが多すぎていることもあります。まずは一つずつでもいいので支払っている金額を明確にしていきましょう。またその費用が自分の収入に見合っているのかを客観的に見れるようにしましょう。
客観的にみるためには、数値として書き出してみましょう。それらを1年通して継続できるのかどうか、また自由に使えるお金がちゃんと残るのかを確認していきましょう。そもそも自由に使えるお金がマイナスになっていたらお金を借りなくてはならない状況になります。そうなってしまうと今度は利息という支払いがさらに追加されてしまうので絶対に避けましょう。ローンなどを組む際にもいくら借りて、毎月の返済がいくらになるのかを確認して無理のない返済計画を立てていきましょう。